シラカバの木から樹液を採取しても、木の命に問題ないのか?

FAQ|よくある質問

北海道の極寒の冬を耐えていたシラカバの木は、少しずつ気温が上がり始める春になると溶けた雪水を根から吸い上げ、夏の芽吹きの準備に入ります。

時期にして4月上旬、根から吸い上げた水分で木の水分の通り道である導管がパンパンになっており、その時期にシラカバの幹に傷をつけたり穴を開けたりすると出てくるのが、私たちがおすそ分けしていただく樹液であります。

そうなんです、シラカバの樹液を採取するために私たちはドリルで穴を開けています。

樹液を採っても問題はないのか?

結論から言わせてもらいますと、樹液を採っても問題はありません。

木に穴を開けても問題はありません。

理由①樹液採取後にフタをします。

シラカバの樹液をいただけるのはわずか2週間。

工程としては毎朝8時に穴からホースを伝ってタンクに貯めた樹液を回収し、また24時間後の朝8時に同様に樹液を回収します。

わずか2週間だけ採れる樹液

樹液を採り始めてから2週間後、もしくは予定量の樹液を採取したあとは、開けた穴にフタをします。

穴を開けた太さと同じような枝を探して、その枝で穴に栓をします。

そうすると、1年後に再び穴を見てると、かさぶたのようになって塞がっています。

これで木のダメージを極力少なくしています。

理由②穴を開けることは木にとってはかすり傷程度!

私たちがおすそ分けしていただく樹液は、木の生命維持や、成長に必要な量のほんのわずかであり、シラカバの木に穴を開けることは、人にしていうと転んで膝を擦りむいて血が出たくらいのダメージです。

さらに言いますと台風で強風が吹いて枝が折れても木が死なないのと同じイメージを持ってもらえると嬉しいです。

膝を擦りむいて少し血が出ても命に関わることはありませんし、身体の成長に異常が出ることはありませんよね?

同じように強風が吹いて枝が折れても木は死にませんよね?

同じようにシラカバに穴を開けても木は死にません。

現に、これまで10年近く同じ山でシラカバの樹液をいただいておりますが、穴を開けても木が腐ったりといったことにはなっていません。

SIRACAが考えるシラカバの木への考慮

私たちはシラカバの木がある山を4ブロックに分け、1年間で1ブロックしか使いません。

直径約20cm以上の木にしか穴を開けませんが、それでも毎年穴を開けるとダメージは残りそうな気がしますし、何より毎年穴を開けるのは木がかわいそうな気がします。

そこで、4ブロックに分けたうち、1年に1ブロックだけを使えば、同じブロックには4年に1回しか行きません。

木にとっては4年に1回しか穴を開けないことになります。

同じ木からも毎年樹液が出ますが、私たちはこうしてシラカバの木を守り、恩恵をいただいています。

樹木としては300年や400年も生きる木がある中、70年〜80年の命で短命のシラカバです。

伐採後は家具の用材として、樹皮は雑貨として使われることになりますが、生息中はこうして樹液をおすそ分けしていただくことができるシラカバの木は多種多様に姿を変えることができます。

私たちはシラカバの恩恵をいただきながら生きて行くことに感謝いたします。

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