毎年4月、せっせこせっせこ山から運んでくるシラカバ樹液。
雪解けの時期といえども、時期が早くても採取できないし、枝先に芽が出てしまっても、これまた採取できない代物であります。
シラカバ樹液を採取できる時間は、年間365日のうち、わずか20日ほどです。
採取できる時期が1年のうちに3週間ほどしかない上に、さらにシラカバ樹液が貴重だという理由がもう一つ。
シラカバ樹液は、腐りやすいんです。
お客様の元に届くとき、ビンに入ったりボトルに入る時にはしっかりと殺菌処理をしているので安心してください!
腐りやすいシラカバ樹液の保存方法
シラカバ樹液は、腐りやすいから、採取してきたらすぐにやることがあります。
最後に、ビンに詰めるときにももちろん加熱殺菌するのですが、その間に腐るのを防ぐため、私たちは1度加熱殺菌をしています。
長くシラカバ樹液をもたせるため、強いては次の年の4月までシラカバ樹液を採れないわけなので、1年分のシラカバ樹液を4月に採り切ってしまわないといけないので、殺菌をする必要があるのです。
さらにこのあとは冷凍保存をします。
どうせ冷凍するのなら採取後すぐの加熱殺菌は必要ないのでは?と思うかもしれませんが、これをやるのとやらないのとでは雲泥の差なんです。
仮にやらなくても何もないかもしれませんが、何かあったときは、時すでに遅しなわけなんです。
気づかずに腐敗してしまったものを冷凍してても、どうにもならないですよね。
だからこそ、1度殺菌をして菌が増殖しないように1度叩いておくのです。
それからの保存方法。
ここまでくると安心です。1年は大丈夫です。もしかしたら2年や3年は大丈夫でしょう。(シラカバ樹液は毎年採れるので2年も冷凍する必要はありませんが。)
ただ、保存といっても常温でそのまま置いておくわけにはいかないので、なかなかの経費がかかっています。
加熱するための燃料(ガス)、保存容器、そして冷凍の費用ですね。
1トンものシラカバ樹液をうちの会社で冷凍保存しておくのはなかなか難しい(どれだけの冷凍庫がいるのだろうか?)ので、ほとんどは岩内町の貸し冷凍庫の1部をお借りしています。
さらには、もちろん業務用の冷凍庫です。
こうして、1年分のシラカバ樹液を1年持たせるために加熱による下処理をし、冷凍することの意味は、腐るからなんです。
シラカバ樹液は、3日間常温で置いておいたら、腐敗が始まってきます。
非常に厄介なんです。
だからこそ、念には念をおしてやれることはやっておきたいのです。
こうして保存したシラカバ樹液を、使うときに少しずつ使って1年の期間を過ごしています。
ドリンクにしたり、
たくさんの行程をふんでボトルに入るシラカバ樹液
皆さまのお手元に届く頃にはビンに入っていたり、ボトルに入っていたりするシラカバ樹液。
シラカバの木が、自身の成長のために雪解けの水を根から吸い上げ、その過程で私たち人間がシラカバの木におすそ分けしていただくシラカバ樹液は、山から運び、加熱殺菌をし、冷凍保存をし、そしてビンに入るため、化粧品になるために最終工場に持ち込まれ、皆さまのお手元に届く形になります。
私たちは、シラカバ樹液ドリンクや、シラカの化粧品を販売していますが、製品になるまでの過程をお客様1人ずつに伝えて使命もあるのではないかと思い、今日はシラカバ樹液の保存方法についてお知らせしました。
何もしないで常温で放置しておくと腐敗しやすいシラカバ樹液ですが、安心してください!
皆さまのお手元にシラカバ樹液が届く時には、しっかりと殺菌処理をしていますのでご安心を!
毎年私たちが手作業で採取したシラカバ樹液が50%入った化粧品はこちら。
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