「皮脂がたまりすぎてニキビができるのだから、サッパリと洗わないと！」こういった考えで1日に何回も、ゴシゴシと洗顔している方いませんか？でもこういった習慣がついていると、逆にお肌が乾燥しているものです。
要注意ですよ。
お顔を触ってみると、カサカサしてませんでしょうか？
もし、お顔を触ってカサカサと乾燥しているようであれば、ニキビが気になるあまり、お肌全体の保湿がおろそかになっている証拠です。
たしかに、ニキビができるのは恥ずかしいし、痛いし、嫌なものですよね、ボクもたまにあります。
大人になってからニキビができるアナタには、お肌のバリアが壊れて過敏になっている状態なので、刺激の少ないスキンケアを心がける方がいいです。
20代、30代を過ぎてからニキビ肌用のスキンケアを使おうとするのは、ちょっと考えた方がいいですね。
ニキビ肌用のスキンケアは思春期の10代から20代前半の、皮脂分泌が盛んなお肌に合わせて開発されたものばかりです。
ですから、20代半ばから以降の大人のお肌には合わないことが多いのです。
決して、ゴシゴシ洗いすぎることは禁物です。
そもそもニキビとは！
「ニキビとは、詰まった毛穴が菌で炎症を起こしている状態です。」
毛穴の角化異常と、皮脂の分泌異常によって毛穴が詰まり、アクネ菌が活発になっている状態です。
ニキビとアクネ菌、よく耳にしますよね。
こんな時に、ファンデーションを塗り、コンシーラーで塗ってニキビを隠すと、ますます皮脂が詰まってしまう。さらにマスクをつけて隠そうとすればするほど湿気がこもり、アクネ菌はより元気になります。
菌は、元気になればなるほど減りにくいのです。
ニキビは隠さない！
隠したい気持ちは重々承知しています。だけど、ニキビを早く無くしたいのであれば皮脂の詰まりを解消することです。
隠さずに、皮膚の代謝を良くすることが大切。
隠そうとするあまり、ファンデーションやコンシーラーを厚く塗ったり、マスクをつけたり、髪で隠そうとすることがニキビを悪化させてしまいます。
ニキビには、優しく、刺激を与えず、皮脂の詰まりを解消することを考えましょう。
ご自身のケアでなかなかニキビが治らない場合は、クリニックで相談することもお考えを！
処方してもらった薬で治してしまった方が治りが早いかもしれませんね。
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