蘭越町のシラカバを用い、北海道らしい香りを作ろうとしている私たちですが、主な香りにはトドマツ精油を！と考えています。
そしてトドマツの香りといえば、ニセコ町のHIKOBAYUさんと思いまして、工房にお邪魔させていただきました。
トドマツの香りといえば、心地よいスッキリとした森林浴をしているような香りですが、工房のドアを開ける前からトドマツが香っているじゃないですか。
すぐに蒸留機がお目見え！
トドマツの葉に蒸気を当て、その後その蒸気を冷やすことで精油と蒸留水が同時に抽出される。
そして精油と蒸留水を分けるのだけれども、抽出されたもののほとんどが蒸留水で、精油はごくわずかだということがわかった・・・。
無知で申し訳ありません。
蒸留水10リットルのに対して精油はほんの数ミリリットル・・・。
ここの数字も覚えていなくて申し訳ありません。
要はそれほど貴重だということです。
これまでSIRACAの化粧品を作る時にも、香りを精油にしようか香料にしようか迷ったことがありました。
それは価格が明らかに違うもので。
でも、なるべく自然のもので作りたかったから精油にしたわけですが、この工程を実際にみると精油が高いのは納得します。
さてさて、少し話はそれてしまいましたが、HIKOBAYUさんのトドマツの香り！本当にいい香りなんです。
これから作る「北海道らしい香り」に主成分として入れたいと思います。
ということで、今考えている香りはトドマツの香りをメインに試作をお願いしています！
トドマツ精油の番外編！
HIKOBAYUさんは、精油を作ることが目的だとは思いますが、その工程でできる副産物も有効活用したいと思っているそうです。
蒸留し終えたトドマツの葉です。
実は先が尖っていなくて、痛くないんです。
なので小さなお子さんがいる家庭のお庭に敷き詰めると良さそう。
そして虫が寄って来ないとか、なんとか！
さらには蒸留した後にも関わらず、トドマツのいい香りがします。
私の中では、これを庭に敷き詰めて草が生えて来なかったらいいなー！なんて考えています。
そして限定商品でトドマツの香りのSIRACAを作ってみたいな！
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