ただ自分がやるだけではなく、伝える力っていうのもあって困るものではないですね。

とっきー BLOG

 
これをそのまま続けてもよくならない。どこに向かっているの?そもそも何がしたいの?生きていく過程で、色んな「?」が出てくるのがこれまた人生かと思うんです。たった36年生きてきただけだけど、その中でボクの人生を牛耳っているのは問答無用で野球です。野球が好きとか嫌いとか、仕事が生きがいとかどうかという以前に、ボクの人生はつくづく野球でできたと言っても決して過言ではありません。
 
プロになってもいないのにそんなこと言うのか?って思う人もいるかもしれないが、そんなことはどうでもいい。ただ、ボクのこれまでの人生で1番時間を使ってきたのは紛れもなく野球であって、自分の選手人生が終わってもなお、野球が好きだと今は思っています。
本当は、自分の体が動くのであれば選手として動いていたい、でもさ、それってそう叶わないものなんです。
当時は、そりゃ練習しましたよ、朝から晩まで。時間の許す限り野球をしていた。なんだかんだで1番野球に時間を費やしていたのは大学のとき、朝9時から全体練習、いわゆるチームとしての練習です。それが終わってお昼を挟んで自主練習、主に自分が選手として足りないところであったり伸ばしたいところの練習、これが終わって夜はウエイトトレーニングですよ。
野球選手はある程度になってくると体の強さが必要になってくるときもあります。
小学生であれば体の大きな選手が圧倒的に有利と場面が多々あるけど、これは学生野球でも結構関係してくるものです。
だから、高校生くらいになるとウエイトトレーニングって結構重要なんです。体は大きくなくても、筋力があればなんとかなるときもある。だから、高校生になって、時間があるならウエイトトレーニングはやった方がいいと思っています。
筋肉が強くなると、ボールを遠くまで投げられるし、打った打球も遠くへ飛ばせる。強い筋肉は動かし方を間違わなければ必ずアドバンテージになります。
 
しかし、今のうちの息子みたいに小学低学年であれば、筋肉はそれほど必要でもないと思う。なんでかって?それは小学低学年だと、トレーニング的な動きよりも、野球の技術的な動きをした方がいいと思うからです。
低学年の時は特に、筋肉を増やすことよりも野球がうまくなることをやった方がいい。小学生といえども、時間は限られているものです。限られた時間の中で何を練習するかが特に重要。ましてや、これから野球をうまくなってもらおうと思っている選手に教えることは野球の厳しさや大変さではないとも思います。1つアウトをとることの喜び、たった1本のヒットを打つ喜び、そして、チームのみんなでなんとかしてもぎ取った1点の重みを知ってもらいたいものです。
 
ま、これがなかなか伝えられないのですけどね。
自分の息子とはいえ、人に伝えるってこんなに難しいものかって思うこの頃です。せっかくやるのであれば大きな夢を持ってやって欲しいと思うし、本人もそう言っているのにも関わらず行動が伴ってこない。やることは教えているのにやらないっていうのは、やっぱりボクの伝える力が足りないからなんでしょうか?それとも本人の理解不足なのか?お互いの向いてるベクトルは同じ方向に向いているのに、そこの経験があるボクの伝える力が不足していることは明らかです。
伝える力、もっと前に身につけておくんだったな。本当は伝えたいことはまだまだ山ほどあるっていうのに。