朝はトースト1枚で十分、お昼はあんまりお腹が空いていないからパスタを少々、今はもうないかもしれないけど夏の暑い時はそうめんを流し込んで終わり・・・という食事をしていませんでしょうか?
決して糖質の全てがダメだというわけではないけど、他の栄養素を摂らずに糖質が多くなることはオススメできません。
米、小麦などの炭水化物は、糖質と食物繊維からできていますが、糖質はお肌の5大老化要因の1つの「糖化」を促してしまいます。
しかしながら、ボクは糖質大好きです。
ご飯、麺、パン、パスタ、ソフトクリーム・・・あげればキリがないくらい好きです。最近はなるべく摂らないようにしているけど全く摂らないというのもまたよろしくない。適度が良いんです。何事も適度が良い。
糖の摂りすぎは良くありません、糖化につながります
糖質過多の食事は、お肌のたるみにもつながります。
糖質を抑えるだけで、ダイエットにもつながります(現にボクも5キロほど落ちています)がお肌にも影響してきます。摂りすぎは良くないけど抑えることでお肌にも身体にも良いです。
「糖化」とは、体内のタンパク質に糖が結びついてしまい、劣化することです。食事で摂った糖は脳や筋肉のエネルギーとして必要な成分です。しかし知らず知らずのうちに糖の摂取が過剰になっているのも事実。
外で食事をしようとすると、何を思い浮かべますか?
ラーメン、うどんそば、パスタ、パン、ファーストフード、これらのほとんどが糖です。
決してこれら糖の全てが悪い(もちろん本当はボクも大好きです)というのではなく、摂りすぎというのが良くないのです。脳や筋肉のエネルギーとして消費できれば良いけども摂りすぎた糖が体内に溜まってしまうのが良くない。
摂取した糖はブドウ糖に分解され、肝臓と筋肉に貯蔵されます。しかし貯蔵できる量には限界があるので貯蔵できずに余った糖は血中に出てきてしまい、血糖値が上がります。
上昇した血糖値を抑えようと、すい臓から分泌されるのが「インスリン」です。
糖の過剰摂取が続くとすい臓がたくさんのインスリンを出そうと疲弊してしまい、疲弊したすい臓は「インスリン」の分泌能力が衰えてしまう。
すると、血液が慢性的な高血糖状態になり、そしていずれは糖尿病へとつながることも・・・。
余分な糖がお肌に与える影響
大人の身体は約60%〜70%が水分で、次に多いのが17〜18%でタンパク質です。
タンパク質は体内の様々のところにいます、筋肉、内臓、血管、髪の毛、皮膚など。体の色んなところにいるタンパク質に余分な糖がくっついてしまうと、タンパク質が劣化し、正常に働いてくれなくなってしまう(=糖化)。
お肌内部で考えると、真皮のコラーゲンやエタスチンもタンパク質なので、これらに糖がくっついて劣化してしまうと、たるみやシミにつながるのです。表皮が「糖化」するとお肌が黄ばんで見えるし、その外側の角層が「糖化」すると水分保持能力が低下し、くすみや乾燥につながります。
つまり、「糖化」がお肌に及ぼす影響は、たるみやシワ、黄ばみ、そして乾燥につながっているのです。
どんなに高価な化粧品を使ってもこういったお肌の悩みが解消されないのであれば、「糖化」が原因かもしれません。
1度、食生活を見直してみるのも良いかもしれませんね。
大事なことなのでもう一度記しますが、糖の全てが悪だということではありません。糖は脳の働きや筋肉のエネルギーとしては必要な栄養素です。食べないストレスをためるくらいなら、その時は食べて次の日に減らせば良い。
ただ、過剰摂取が良くないのです。1食がパンだけとか、麺だけとかにならず、肉や魚、豆、卵などのタンパク質を摂ることも必要なのです。なんたって、体内で水分の次に多いのはタンパク質なのですから。
アナタの口に入れるものが髪の毛を作り、皮膚を作ります。健康のためにももちろんだけど、美容のためにも、質の良い食事を摂りましょう。