シラカバの木から、どうやって樹液を採るの?|北海道・蘭越町の春の森で行う樹液採取

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木から、本当に樹液が出てくる。

前回は、

「なぜ、シラカバ樹液は春にしか採れないの?」

という話をしました。

春の雪解けの時期。

シラカバの木が春に向かって動き始める、ほんの短い期間。

では、その樹液を、いったいどうやって採っているのでしょうか。

今回は、実際の樹液採取についてお話しします。

森に入ると、まだ雪が残っています。 そんな中で、シラカバの木を一本ずつ見ていきます。

そして、採取する木を選びます。

どの木から樹液をいただこうか考えながら森を歩く

シラカバの木に、樹液採取の準備をする。

木に小さな穴を開ける

シラカバ樹液を採るためには、木に採取用の穴を開けます。 そこに採取器具を取り付け、木の中を流れている樹液を集めます。

「ここから樹液が出てきます。」

そして、樹液が流れてくる。

幹にドリルで穴を開けると、シラカバの木からゆっくりと樹液が流れてきます。

最初に見たときは、

「本当に木から出てくるんだ」

と、驚くのと同時に感動すら覚えました。

透明に近い樹液が、少しずつ集まっていきます。

木から樹液が流れてくる、シラカバ樹液採取ならではの瞬間。

木から、タンクへ。

約24時間をかけ、ゆっくりとタンクに溜まった樹液は次の日に持ち帰ります。

画像テキスト

採るだけでは、終わらない。

シラカバ樹液は、採ったらそれで終わりではありません。

そのままにしておくと、すぐに腐敗が始まるので菌が増える前に冷凍します。

その後、製造の工程を経て、

化粧水になったり、

ビタミンCを含む美容液になったり、

クリームになったり、

シャンプーやコンディショナー、ボディソープになり。

そして、蘭越米と併せてクラフトビールにもなります。

森で採った樹液が、まったく違う形になって、誰かのもとへ届いていく。

これがSIRACAの商品づくりです。

だから、SIRACAは一本の木から始まっている。

SIRACAの商品を見ると、

化粧水だったり、 美容液だったり、 ビールだったり。

それぞれ別の商品に見えるかもしれません。

でも、その始まりをたどっていくと、一本のシラカバの木にたどり着きます。

森に入り、木から樹液をいただき、大切に商品へつないでいく。 その繰り返しです。

森を育て、その恵みを届ける。SIRACA

森の状態を見ながら、その年の春を感じながら、私たちは樹液を採りに行きます。

いただいた恵みを商品にして届ける。森から始まったものを、森の外へ。 それがSIRACAです。

SIRACAの商品を見る

シラカバ樹液から生まれたSIRACAの商品を、ぜひご覧ください。

あとがき

シラカバの樹液採取は、春の短い期間にしかできません。

雪の残る森へ入り、シラカバの木を見て、採取の準備をする。

そして、木から流れてきた樹液を集める。

作業そのものはシンプルに見えるかもしれません。

でも、その一本の木から採れた樹液が、商品になって誰かの暮らしへ届くと思うと、毎年の樹液採取が少し特別なものに感じられます。

今年も、72のシラカバの木から、樹液をいただくことができました。

次回予告

「シラカバ樹液の話。」第四話

採ったシラカバ樹液は、どうなるの?

森で採れた樹液は、そのまま商品になるわけではありません。

では、森から採った樹液が、どうやって化粧水や美容液になるのか。

次回は、森を出たあとのシラカバ樹液についてお話しします。