少年野球、真冬の練習試合でやってもらいたいこと。

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たくさんの困難がありますが、今年の少年野球も始まりました。

あ、練習は1月の2週目から始まっております。

さて、先日はお呼ばれしまして今年初めての練習試合。

北海道といえども、少年野球だと一辺23mのダイヤモンドがとれれば試合ができます。

この時期せっかくできる練習試合だから、たくさんの挑戦をしましょうね!

北海道の野球事情

実はコーチになった4年前、真冬に試合なんて信じられないと思っていたんです。

だって、11月にシーズンオフして、12月、1月と、さほど投げ込みをしていないだろうにピッチャー陣の肩肘が心配だったのです。

元ピッチャーの私からしますと、冬はシャドーピッチングでフォームの型を作り、ネットスロー、キャッチボールをしてようやくピッチング練習に入るのが3月。

それからフリーバッティングのピッチャー、試合形式のバッティングピッチャーをこなしてようやく試合に入れたものです。

もちろんその間、ピッチャー同士の競争でありますので競争で振り落とされれば次のステップに進めません。

監督やコーチに認められたピッチャーしか練習試合でボールを投げることが許されないのです。

さらに練習試合も競争なので、ここでいいピッチングができなければ背番号をもらうこともできず、公式戦のマウンドに立つことなんて夢のまた夢。

来月には始まるであろう春のセンバツ甲子園で夢の舞台でプレーしている選手は皆、チーム内での競争で勝ち上がってきた選手なんですよ。

ピッチャーに限らず、背番号を背負ってグラウンドに立っているのは、チーム内での勝者なのです。

ちょっと話はそれてしまいましたが、大した投げ込みをしていないのに試合をやるなんて・・・という話でしたね。

しかし、それは小学生にとっては机上の空論でした。

なぜなら北国の少年たちは雪玉を投げます。

ボールを投げなくても雪玉を投げるのである程度、肩ができているのです。

実は私もそうでした。

毎日雪玉をビュンビュン投げていましたね。

さて、今年初めての試合はどうだったかな???

練習試合の意味合い

メイン大会がまだ遠いこの時期限定のお話をさせていただきます。

練習試合は失敗しても良いということ。

特に少年野球だと思い切ってプレーをすることができない選手が多いので、「エラーしたらどうしよう」、「空振りしたらどうしよう」、という考えではなく、日頃練習している成果を思いっきり発揮した方が良いのです。

エラーをしてもいいからボールに向かって前で勝負してみたり、空振りになってもいいから力強いスイングをしたり、といったところね。

上のカテゴリーに上がれば上がるほどミスをした時の代償が大きくなってしまうものです。

せめて小学生のうちは思い切ってプレーしましょうよ!

もし成功したら練習の成果!

失敗してしまったら、その失敗を次に繰り返さないように練習するのです。

挑戦→失敗→修正

この繰り返しが選手としてのアナタを太くし、実となります。

選手として大木になるために、今はいっぱいミスしようね!

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