昨年4月より我が息子が少年野球チームにお世話になり、息子がチームに迷惑をかけないように見張ることと、少しでも練習や試合のお手伝いができればと思い、毎週末少年野球チームに付きまとっていたとっきーです。
気づけば、12月からはコーチという役職をいただき、選手の父として接して子どもたちに今度は野球を指導する立場となりました。
正直、自分では散々プレーしていたものの、人様に教えるということはほとんど経験がありませんので子どもたちにちゃんと伝わるかが心配です。
実際にプレーする子どもたち(特に1年生や2年生、3年生の野球を始めたばかりの選手)は、「どうやったらうまくなるのか?」ってことはおそらく考えたことがないんじゃないかと思うんです。
野球といえども、ボールを捕ったり投げたり、打ったり、フォアボールを選んだり、そして果敢に次の塁を狙う走塁をして褒められるもの。
正直ね、これだけあったらどれからやればいいのかなんてわかないですよね。
低学年ならなおさら、成功体験を通して野球が楽しいということも伝えなきゃいけないと思うんです。
だから、チームの監督やコーチが指導するんだよね。
せっかく野球をやるのであれば、高校野球までは続けて欲しい。
一応、ボクも元高校球児だけど、やっぱり野球を始めた当初はボールが捕れなかったし投げられなかった。
でもね、ちゃんと練習をしていれば、いつの間にかボールをちゃんと投げられるようになったし、1番速い時では140キロ以上のボールを投げたこともあります。
そのためにはいっぱい練習をしたし、苦しいこともいっぱいあった。
けれど、そういうことを乗り越えたからこそ上達したんだよね。
当時はそんなにボールが速かったわけでもないし、本当は自分なんかが通じるはずもなく、試合に出るなんて想像もしていなかったけど、北海道で1番強いと思った高校に入ったのはホントの話。
ただ北海道で負けたくなかったんだよね。
そんなボクですら、ちゃんと練習したら背番号ももらえたし、実際に試合に出ることもできた。
ただ、自分の代では甲子園には行けなかったけどね。
当時は甲子園に行けなかったことはやっぱり悔しかったけど、今はそういうことよりも強豪と呼ばれる高校の、あのグラウンドでどういうことをやっていたのかの方が重要だと思っています。
試合に負けたことや、レギュラー争いに負けたことよりも、どれだけチャレンジしたか。
中学では軟式野球出身のボクは、シニアリーグやボーイズリーグといった硬式野球をやっていた選手ってものすごい人たちばかりだと思っていた。
だからボクは試合に出れると思っていなかったんだけど、実際にはそういったことはあまり関係なかったと思います。
ここはね、ボクの認識が間違っていたなって思っています。最初からレギュラーを狙い、自分がチームを引っ張るような覚悟を持って入学していたらまた違う結果になっていたかもしれないね。
お客さんがいっぱい入った球場での野球は最高です
大舞台だけが全てではないけど、今、指導に携わっている選手たちには、是非ここで勝負して欲しいと思います。
最初から諦めて欲しくない。
今日のピッチャーは打てないかもって思ったらやっぱり打てないし、なんか打たれそうって思って投げたら打たれる。
そもそも相手が強いと思っていたらやっぱり勝てない。
だから、子どものうちから、小学生低学年の練習の時から「やってやる」気で練習した方がいい。
ホームランを打ちたいと思って練習していたら、いつかは打てるようになる。
速いボールを投げたいと思って練習していたら、いつかは速いボールを投げれるようになる。
だってそういう練習するようになるもん。
その繰り返しが上達を生み、やがては勝利に繋がり、大舞台に繋がると思うんです。
そのためには基礎練習だよ。
基礎練習はたしかにつまらないかもしれないけど、基礎があるからこそできるプレーもあるし、カッコいいプレーができるのも基礎があるからなんだよ。
伝えられるかどうかはわからないけど、とっきーコーチはそういう指導を目指しています。
なるべく伝わるように。
時に厳しいことを言っちゃうかもしれないけど一緒にがんばろうね!
やればできるから、大きい選手に育ってくれることを祈っています!
そのためのお手伝いはなんぼでもしまっせー!