シラカバ樹液の採取方法、実は毎年何かしらのチャレンジをしています。

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江別市にあります酪農学園大学のシラカバ並木も、周りの雪もすっかりなくなり、春の様相です。

ま、すでに4月だから春なんですけどね。

先月、3月1日の写真を見るととんでもない違いです。

1ヶ月の威力は本当ハンパないですね。

暖かくなると、今度は樹液の採取です!

シラカバの樹液は、こう採る

この時期、気温が高くなると毎日気温を見ながら、樹液採取をいつから始めようか頭を悩まします。

気温が上がってくるとシラカバの木は、根から雪解け水を吸い上げ枝先まで一気に水分を押し上げますからね。

この時、幹に傷をつけたり穴を開けるとポタポタと樹液が滴り落ちてくるのです。

樹液採取の方法は、昨年ご案内しておりますのでよかったらご覧ください。
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そう!別に山じゃなくても、直径が20cmほどあれば樹液が出てくると思うので、もしよかったら採取にチャレンジしてみてください!

本日ご案内したいのは、樹液採取に私たちが使う道具です。

穴を開けて、容器にためる

木に穴を開け、その穴から出てくる樹液を効率よくためることができさえすればいいのだけれども、これが意外とうまくいかないんだよねー。

穴に入れるシリコン栓とステンレスパイプ

効率よく樹液をためるためには、木に開けた穴から出てくる樹液をすべて貯めたいのですが、まずはこの穴をふさぐことが重要です。

弾力のあるシリコンは穴をふさぐことに適しているとのことで使用しています。

そして、開けた穴とフタをしたシリコン栓の間にある空洞に樹液がたまるわけですが、私たちは樹液を木に穴を開けたいわけではなく樹液を採りたいので、この空洞にたまった樹液をパイプを通して逃します。(もちろん1滴もこぼすことなく採取したい。)

シリコン栓とステンレスパイプ

ちょっとしたチャレンジ

この方法で毎年樹液を採取していたのですが、今年はちょっと違う方法をやってみたいのです。

木に開ける穴の太さを変えてみたい。

もっと詳しくいうと、シリコン栓を使わずにパイプだけで樹液をうまく採取したいのです。

プラスチックのパイプだけでうまくいかないだろうか?

私の理論では、8mmの穴を開けて、8mmのパイプを入れれば隙間なくうまり、効率よく樹液がパイプから出てくるはず…何ですけど。

とりあえず試しにやってみた感じは、隙間がなく良好な感じです。

試作はオッケー

あとは、実際に樹液がたまっている生きているシラカバの木に実際やってみるのみです。

なんでシリコン栓を使いたくないのかといいますと、気温が氷点下を下回った時に、空洞に溜まった樹液が凍ってしまうとシリコン栓が押し出されてしまうのです。

シリコン栓が押し出されて外れてしまうと、気温が上がって樹液が出てきてもためることができないのです。

これを防ぎたいんだよね〜〜〜。

せっかくシラカバの木からおすそ分けしていただく樹液だから、木に穴を開けてまでいただく樹液だから、少しでも1滴でもムダにしたくないんですよね。

細いと押し出されないんじゃないかという発想だけど、うまくいくかどうかは、やってみないとわからないです。

乞うご期待!


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