少年野球、あくまでプレーするのは子どもであって親はお手伝いである。
高校野球を経験し、大学まで野球をやったボクですが、今プレーして将来華やかに野球選手としての花を咲かそうとしているのは息子であります。
教えたいことは山ほどあるけど、実際にやるのは息子であり、息子の先輩であり、友達です。
親がいちいちチーム運営にしゃしゃり出てしまうのは間違いなんじゃないかなとボクは思います。
だって、プレーするのは我々大人ではなく、子どもなんだから。
子どもたちがプレーしやすいように、お手伝いするのが親の役目!
自分の子どもが可愛いのはわかる、ただ・・・
野球のそれぞれの瞬間でプレーするのはたしかに1人です。
ボールを投げるのも、打球を処理するのも、走塁も。
たしかにそれは1人です。
けど、全体的な流れで考えてみると試合を1人で運営できるのかといえばそうではない。
例えば、9回2アウト満塁でサヨナラヒットを打って勝利した場合。
瞬間的にはサヨナラヒットを打った選手がヒーローになる。
けど、この試合でがんばった選手は他にもいっぱいる。
相手チームが超高校級と言われるピッチャーであれば、打ち崩すどころか1点をとることさえ難しいもの。
ただ、何気なく攻撃していても何も実にはならないけど、チーム全体で相手ピッチャーにプレッシャーをかけることが大事。
ヒットにならなくてもファウルを何球も打ったり、粘ってフォアボールをもらったり、セーフティバントで揺さぶってみたり、バカでかいリードをとってみたり、色んなことを仕掛けることによって終盤にチャンスが来るかもしれない。
いいピッチャーから得点するなんてことはまず無理と考えてもいい。
だけど、チーム全体で粘って粘ってようやく1点をもぎ取ることはできるのです。
そのために親ができることは、自分の子どもだけを応援するのはいいことですか?
違いますよね、チーム全体で戦っているのだから全ての子どもを応援するべきですよね。
自分の子どもだけホームランを打っても試合には勝てません。
自分の子どもだけミスがなくても試合には勝てません。
自分お子どもだけファインプレーをしても試合には勝てません。
チームのみんなががんばって得点した点数を、チーム全体でがんばって守り抜いてようやく勝てるのです。
山本昌邦さんもこういうことを言っていたけど、ボクを育ててくれた野球人生でもほとんどの監督が同じことを言っていました。
野球はチームプレーです。
1人の失敗はみんなでカバーする。
1人の成功はみんなで喜ぶ。
チームワークってこういうことの積み重ねでできるものです。
野球のことではないかもしれないけど、お子さんが何かしらの少年団に所属しているならきっと役に立つと思う10か条です。
もしよかったら見てね!
以前、書いた10か条1番目について書いたブログはコチラ
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