そりゃ親なら自分の子どもが1番かわいいですよね。
でもね、野球はあくまでチームスポーツ。
野球は、チームで動くスポーツだからこそ監督やコーチの指示によって動くことが多いスポーツです。
だから1球ずつ監督の指示を仰ぐためにベンチを見ているのです。
たった1人のスタンドプレーで試合を左右するなんてことはしょっちゅうある。
監督、コーチを含め選手、そして親も一丸となってチームの勝利を目指すべきだと思います。
彼らの判断に圧力をかけないようにしましょう。
時に監督やコーチが判断に迷うことも、そして判断を誤ることもある人間だもの。
けどね、そんなことをイチイチ吊るし上げていったらキリがない。
アナタだってアナタの子どもだってみんな判断ミスをするでしょ。
もちろんボクだってする。
人間なんだからミスをするのは当たり前。
時にミスは精神状態や前例によって犯してはならないミスをしたりするものです。
なんであの選手を起用したのか。
なんであの場面であの選手を使ったのか。
なんであの場面であの作戦だったのか。
野球にはセオリーがあって、それを元に次のプレーを予測します。
監督ならなおさら、色んな状況を頭に入れて瞬時に判断している。
きっとね、どこの監督も1試合を終えると頭の中はいっぱいいっぱいだと思うよ。
子どものために、チームのために、親に何ができるか?
それはね、選手である子どもたちがプレーしやすい環境を整えてあげることと、監督やコーチが向かおうとして行く場所に行けるように手伝うことだよね。
監督やコーチの指示と違うことを伝えても何もならないし、チームの采配に親がいちいち詮索してもさらちがあかないわけですよ。
ボクは毎週子どもを預けて、野球を教えてもらっているだけで、ものすごい感謝です。
ボクも大学まで野球をやったけど、ボクでは教えられないことを監督コーチが教えてくれている。
ボクが何回伝えても伝わらなかったことができるようになっていることがたっくさんある。
これはやっぱり監督やコーチのおかげです。
いつも、ありがとうございます。
山本昌邦さんの10か条、スポーツをしている子どもを持つ親として、とてもタメになります!