試合のあとで「たら」や「れば」を言わないためにも、そして大きく育つためにも必要なことは、基礎です。

とっきー BLOG

週末は、ボクも久々にユニフォームなんか着ちゃって、野球をしています。
いや、正確には子どもたちがやっているのを手伝っています。

今は3年生以下の担当コーチを仰せつかり、子どもたちが野球を楽しめるように、そして少しでもうまくなるように!
でも、せっかくやるなら選手たちが大きな舞台に立てるようになって欲しい。
こんな想いを持って野球を伝えています。

練習は目的意識が大事

少年野球といえども、キャッチボールだけやってりゃいいわけではない。打てれば良いというわけではない。打って点を取り、守って失点を防いでようやく勝てるのが野球。
ある程度のレベルになればスペシャリストになって1つのことに特化した選手が許されるものだけど、小学生のうちはある程度なんでもできるマルチプレーヤーになる必要があります。

ゴロを捕る練習も大事

ゴロを捕ること、フライを捕ること、送球がしっかりできること。だからピッチャーだけでねく、キャッチャーだけでなく、内野だけでなく、外野だけでなく、色んなポジションを守れる方が良い。その方が可能性が広がるから!

だけど、できるなら全員①ピッチャーと②キャッチャーができた方が良いと考えます。

なぜか?

①上に行けば行くほど、肩の強い選手とフォームの良い選手が求められ、強いボールを投げられることにこしたことがない。だから、ピッチャーをやってキレイなフォームと強いボールを投げる練習をした方が良い。

②キャッチャーは、まさに扇の要。キャッチャーをやると、守りの時にどうしたら良いかを考えられるようになる。バッターをよく見るくせと、次のプレーはどうしたら良いかをよく考えられるようになる。のちのち、野球選手としてこれが活きてくるんです。

だからこそ今やべきことは!基礎!

基礎基礎うるさい!っていうくらい基礎の練習ばっかりするこの冬。
確かに面白くないかもしれないけど、強いボールを投げることと、しっかりボールをキャッチすることってそれほど重要。

大事な時の失敗って、なんだかんだ、そういう単純なことなんです。

あの時、しっかりボールが投げられていたら。あの時しっかりボールを捕っていたら。

試合が終わった後に嘆くなら、今やった方がいい。
大事な場面でミスをしないためにも、そしてこれがのちに大きな武器にするためにも絶対必要なんだよね。

基礎がしっかりできる選手は強いよ。

単純だけど、しっかりがんばろうね!

大きく育ってくれることを祈っています。