週末は、少年野球です。
野球歴があるからと言って人に指導するなんていう経験はほとんどありません。
自分の子にすら満足に教えられないというのに、人様のお子さまに野球の指導をするなんて思ってもいませんでしたよ。
しかし、いざとなったらやるしかありません。
12月からはコーチという役職をいただき、実際に野球の指導をしております。
なんだかんだ基本が大事
ボクに何が教えられるのかはわからないけど、まずは基本ですよ。
大谷投手のように160キロのボールを投げるためには、まずもってキャッチボールができないことには始まらないわけですよ。
最初は5メートルくらいから始めて、ちゃんと相手の胸に投げられるようになったら1歩距離を伸ばす。
この繰り返しで徐々に徐々に距離を伸ばしていって、せめて塁間(中学生以上は27.431メートル、小学生は23メートル)はしっかりと相手の胸に投げられるようになってもらいたい。
地味だけど、つまらないけど、これが大事なんだよ。
どんなに速いボールが投げられても、投げたボールがあっちゃこっちゃ行ってはアウトがとれないんです。
投げるボールは、アウトを取るために投げるのだから、ほぼほぼ狙った場所に投げられる選手が強い。
守備でいえば、もちろん捕ることも大事だけど、せっかく捕ったのに悪送球をしてしまっては元もこもないんです。
しかも、送球に自信がない選手こそ捕るミスが多いのもこれまた事実。
ボールを捕る前に送球に意識がいっちゃって、捕球がおろそかになっちゃうんだよね。
逆に、送球に自信のある選手は、捕ることに集中できるんです。
捕ってしまえばあとはお手のものですからね。
だからボクは投げる練習が大事だと思う。
相手の胸に強いボールをしっかり投げることこそが上達の近道だと思います。
弱いボールじゃダメだよ!強いボールだよ!
強いボールを投げる練習をしていないと、いざとなった時に強いボールを投げれないものです。
野球選手って大変だよね。
投げる練習、捕る練習、バットを振る練習、ボールを打つ練習、基本だけでこんなにやることあるもんね。
少年野球は、守備はやらなくちゃいけないし、打たないといけないし、走塁もできないといけないし、要はなんでもできないと困るんです。
やることいっぱいだよ!
今は1年生だからいいとか、2年生だからいいとか思っていたら、試合に出た時に困っちゃうよ!
試合でいいプレーしたら楽しいぞ!
その辺でワイワイやるのも楽しいけど、せっかく野球の練習をやっているのだから試合の場で活躍してもらいたいと思うのです。
がんばった先の楽しさは、がんばって練習した選手しか味わえないもの。
試合で楽しい想いをしたかったらちゃんと練習しようよ!
せっかく縁があって同じチームで野球をやっているんだから、みんなでがんばって楽しい試合をしよう!
だけどごめん!時には厳しいことを言うかもね!
だって、みんなにうまくなってもらいたいから!
やればできる!できないのはやっていないから!
送球が悪いのは投げる練習をしていないから。
捕球ミスが多いのは捕る練習をしていないから。
ホームランを打てないのはホームランを打つ練習をしていないから。
速いボールを投げられないのは速いボールを投げる練習をしていないから。
いつかはわからないけど、練習をすれば必ず克服できるとボクは思っています。
ちょっとやそっとの練習でうまくいけば全員がプロ野球選手になれちゃう。
実際はそうでないでしょ。
活躍する選手は必ず練習をしています。
いつかのために、準備をしておくことが大事です。
ボクもまずは、ストレッチから始めます。
さ、いっぱいストレッチをして床に胸がつくくらい柔らかくなろうっと!
伝わるかな?