子どもが喜びます。子どもが練習している姿を見てあげましょう。

とっきー BLOG

例えば、チームとしての全体練習が3時間、これが週2回だとします。時間にして1週間で6時間。
6時間と考えると、けっこう練習したかのように思えるけど、実際にはどうでしょう?話を元に戻して、3時間の練習の中では、ミーティングがあって、ウォーミングアップをして、ようやく本題に入るのが通常だと思います。
キャッチボールは大体2人1組なのでほぼほぼずっと練習しているので良いとして、バッティング練習や守備練習になると、必ず待ち時間が生じます。
10人のチームだとしたら、1人の練習時間は1/10になります。1時間バッティング練習をしたとしたら、60分を10人で割るので6分です。実際に1人の選手がバットを振っている時間が6分だということです。
これでバッティング練習が足りるのかといえば、正直足りない。
だって、家で素振りをする時っていうのは、もっと時間をかけてやっているはず・・・。だよね?

[全体練習では足りないからこそ、家でやる]

さすがに、6分のバッティング練習だと足りないでしょ!
2日で12分にしかならないから、足りるわけがないんです。確かにチーム全体での練習って時間も長いから疲れる。実際にはバッティング練習だけでなく仲間が打っている間に守ったり他の練習をしているわけだからね。
ただ、バッティングということに関していえば、6分しかやっていないわけですよ。
足りるわけがない。
だったらどうするかということだけど、全体練習で足りないことは家に帰ってからの練習が必要なわけです。
家で30分バットを振っていたとしたら、これだけでも全体練習よりも振っていることになるけど、毎日家で30分バットを振ったとすると、1週間で210分振ることになるわけです。
全体練習だけで満足していたら1週間でたった12分だけ。
さらに家で毎日30分バットを振ったら、210分です。これをやるのかやらないのかでいえば、やった方が良いに決まっているわけです。だからチームの監督やコーチは家でも練習しなさいって言うわけですよ。
やっている選手とやっていない選手では、毎週210分の差がつくわけ。

[家での練習が重要だけど孤独]

やった方が良いのはわかっているけど、なかなか続けられないのは孤独だからです。
本当はみんな家でも練習した方が良いのはわかっています。
けれど家にいるとさ、ゲームがあったりテレビがあったり、色んな誘惑があるわけ。
習慣がない選手にとって30分1人で練習するのはキツいんです。だから以前、5回でいいから毎日続けた方が良いということも書きました。→→→クリック

あとは、見てあげてください。
仕事や家事など、親御さんはとっても忙しいものですが、少しだけでも練習を見てあげると子どもは喜んでくれます。
子どもは、喜ぶとどんどんやり始めます。ボクも時間を作っては息子のスイングを見るようにしていますが、けっこう喜んでくれるんだよね。
大した良いと思っていなくても、「良いぞ!良いぞ!」って声をかけてあげるとどんどんバットを振ります。
見てあげて、声をかけてあげたら子どもはやる気になるものですね。子どもがやるスポーツなんてさほど知らなくても良い。見てあげて声をかけてあげることでヤル気になってくれるんだなって思いました。

子どもがヤル気がなくて困っているのなら、家での練習を見てあげたら良いというのが最近わかったことです。もしよかったら試してみてください。