森を育てる仕事。第三話  あなたなら、何の木を残しますか?

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SIRACAの森には、シラカバをはじめ、ミズナラ、ヤチダモ、ホオ、キハダ、などなど。

たくさんの種類の広葉樹が生息しています。

道を通す場所を探すために森を歩いていると、こんな場面があります。

道の設置のためにはどうしても伐倒しないといけない木が2本ある。

でもどちらか1本を伐ればなんとかなりそう。

ミズナラか、シラカバか…

さて、あなたならどちらの残しますか?

木材として考えるなら…

恐らくシラカバよりミズナラを残して成長させたいと思う人の方が多いでしょう。

ミズナラは、家具や床材、建築材として愛されるほか、ウイスキーの樽や高級薪としても使える人気な樹木です。

だから、木材として考えればミズナラを残して太く成長させるという考え方もあります。

SIRACAの森にも生息しているミズナラ

私はシラカバを残します

私はシラカバを成長させたいのでミズナラよりシラカバを優先して残します。

理由はとてもシンプル

毎年4月にシラカバの木から樹液をいただくからです。

SIRACAの商品づくりは、この森から始まります。

太く大きなシラカバがたくさんなければ樹液をいただくことができなくなる。

だからできる限りシラカバを伐りたくないのです。

もちろん細いシラカバが密集していて、間引くためにシラカバを伐ることはあります。

その際も伐ったシラカバは幹から枝、樹皮や葉なども有効活用いたします。

だから私にとってシラカバは、木材である前に、森の恵みを届けてくれる大切な木。

シラカバは大切に育てたい

森の価値は、一つではない

木は木材になるだけではありません。

鳥や虫の住処になります。

木陰を作り、土も守り、水を育てます。

樹液や樹皮、葉をいただき、さまざまな恩恵をいただけます。

このように森には、色々な価値があります。

だから私は残す木を考え、森の数年後を考えます。

100年後も使える道を設置

一本の木を残すということは、未来の森を選ぶということ。

一つの判断の積み重ねが、SIRACAの商品にもつながっています。

森を育て、その恵みを届ける
SIRACA

あなたなら、どう考えますか?

木材としての価値を考えれば、ミズナラを育てるという考え方もあります。

一方で私たちは、シラカバ樹液という森の恵みも大切にしています。

もしあなたなら、この森で何の木を残しますか?

ぜひ考えてみてください。

次回予告

森を育てる仕事。第四話

「冬にしかできない、大切な仕事があります。」

雪のある冬だからこそ、見えることがあります。

私たちは、なるべく木を伐らずに森を育てるため、雪のある間に作業道のルートを考えます。

次回は、その理由をお話しします。

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