毎週、息子の少年野球チームの追っかけをしているとっきーです。
野球を知っていると、つい・・・。
つい・・・。
自分の子どもがね、しっかりプレーできないと腹たつんだわーーーー!
なるべく心の声は口からは出さないようにしているけど、もう心の中では煮えたぎっているわけですよ。
本格的に野球を始めたのは今年からなんだから何もできないっていうのは本当はわかっているんです。
ヒットやホームランなんて打てやしないってこと。
守ってはアウトを取ったりするなんてことは無理だってこと。
わかってはいるんです。
そうそう、わかっているんだよ。
ボクだって、わかっているんだよ。
ボクならこうやるんだけど!
こうやったら打てるんだけど!
こうやったら簡単にプレーできるんだけど!
いっぱいの「だけど」があるんだけど、これを言っちゃーいけないんだよね。
わかってますよ。
プレーするのは、あくまで子どもなんですよね。
ボクじゃない。
せっかく監督とコーチがチャンスをくれて試合に出してくれてるのに何をやってんだ?って本当はいっぱい言いたいことがあるけど、それを言っちゃダメだよね。
自分の子どもだからまたもどかしい。
前にも言ったのにってね。
はい、気をつけます。
経験をもとに、あーだの、こーだの言ったってそんなに簡単に耳に入らないし、なかなかうまくやれないよね。
なんたって、いくら父親に経験があったって、うちの息子はまだ小学2年生。
自分が2年生の頃のことを考えたらどうだったのかってことだよね。
多分、ただの球拾いだったんだろうけど、試合に出るどころじゃないよね。
もちろんヒットなんか打つどころじゃない。
ただ、これだけはわかってほしい。
小さい頃は練習をすればするほどうまくなるということ。
小学生は、伸びしろがいっぱいだからほんの小さなきっかけで「グン」と成長するもの・・・だった。
そしてボクは少年野球が楽しくて楽しくてしょうがなかったな、練習をしただけ上達したから。
そんなに強いチームではなかったけど、上達するのが楽しかった。
だからきっと練習をいっぱいできたんだと思う。
そこまで行くのが難しいのかもしれないけど野球は練習をすればするほどうまくなるとボクは思っています。
子どもが生まれた時は無事に生まれてくれればそれでいいと、きっと誰しもが思うように、野球に対してもそうなのかもしれない。
野球をやってくれればいい。
欲が出て、こういう選手になってもらいたいとか、これくらいできなきゃダメだと思うのは親のエゴですね。
はい、肝に命じます。
去年の今頃、確かに思ったはずだ。
真剣に野球をやりたいと思ってくれただけで嬉しかったんだよね。
息子が生きているだけで、野球をやっているだけで仕合わせだよね。