毎月1日に北海道酪農学園大学にあるシラカバ並木にて撮影しています。
が、今月はちょっと諸事情により1日に撮影できなかったので、10日に行ってきました。
9月の1日に比べると随分葉が黄色くなっていましたね。
紅くはならないけど、紅葉の時期は黄色くなるのがシラカバです。
毎年樹液を採る4月には枝にはほとんど葉がありません。
というよりは芽が出て葉が着く前に出るのがシラカバの樹液。
冬の間、まだ雪に埋まっている北海道の大地が徐々に気温が上がり始めるころ、シラカバの木は芽吹きの準備をします。
芽吹きの準備段階にて、シラカバの木は根から北海道の大地が育んだ養分や水分を吸い上げます。
根から吸い上げた水分は、芽吹きの準備をしている枝の先まで一気に押し上げます。
樹液を一気に押し上げている段階は樹液が通る管(道管)は樹液でパンパンになっているので、この時期、幹に穴を開けると樹液が吹き出るのです。
樹液が出終わったあと、シラカバはワッサワサと葉が青々と生い茂り夏の緑になります。
そして今のこの時期、葉が黄色くなり、やがて葉は落ちます。
もう少しかな。
きっと来月は葉が落ちているのかな?
毎月違う顔を見せてくれるシラカバ樹林は、ボクの毎月の楽しみです。
幹が白いシラカバの木は、他の木とは様相が違うので爽やかに感じます。
それに加えて葉の色が変わり毎月楽しませてもらっています。
この黄色い状態はきっと今月までですよ。
是非、葉が落ちる前に黄葉したシラカバ並木をご覧になってください。
国道12号線に面していますのでよかったら見に行ってくださいね。