シラカバ樹液採取の後は笹を刈ったり、間伐したりといった山林の整備です。

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4月のシラカバ樹液採取が終わり、早くも1ヶ月以上が経ってしまいました。

そんなSIRACA今何をやっているのかというと。

シラカバ樹液を採取している山林の整備です!

毎年4月、シラカバ樹液を採取する時だけ山林に入っていた私たち。

今日はこの木がたくさん樹液出ているな、今日はこんなに出たんだー!

という毎日の感情があります。

ただ、ある時、別の感情があるんです。

あれ、木が倒れている…。

毎年。

これはおかしいぞと思うわけです。

そもそも樹液を採取する木が成長するために、人が余計なことをするものではないと思っていた。

別の言い方をすると何もしないで自然の力に任せることが木にとって、山にとって一番いいと思っていました。

これが間違いでしたね。

細い木と笹

人が何も手を加えないからあまり木が太くならない。

そして木の下は笹だらけになる。

ちょっと山の様子が変だなと気づき、私は山のお勉強を始めたのでありました。

そこで知らされるわけです。

ちょくちょく人の手を入れて整備をすることで木が太く大きく成長すると!

太く大きく育てたい木を選び、その木の成長の支障となる木を引き抜くことで大木を育てることができる。

そして丁寧に笹を刈ることで新たな木の新芽が育つと。

繰り返し繰り返し人がこまめに手を入れることで山林が育つということがわかったのです。

今となってはもったいない時期を過ごしていたなと思います。

まずは笹刈り

そうとわかれば、実践するのみ!

まずは笹を刈ります。

笹を刈る意味はたくさんあるけども、一番の目的は視界の確保です。

何せ何十年と笹が生い茂っていたのだから人の背丈ほど笹が成長しています。

本気で前後左右、何も見えないのでこれでは山林に近づくことができない。

第一段階として我々が気軽に山に足を踏み入れることができるようにしないといけないと思いました。

そしてゆくゆくは軽トラなどが走れるような小道を作りたいと思っています。

倒れている木は切ります。

笹を刈り、視界が良くなると出てくるのが、風があたったり、弱ってりしている木が倒れているのを確認できるようになります。

積極的に生きている木を切ることはないですが、まずはこういった倒れた木や、のちに道をつける時の支障となる木、もう成長が見込めないような木だけを切ります。

毎年樹液の恩恵をいただいている私たちですから、せめて自分達の山林くらいは自分達で整備していきたいものです。

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