「なんでこんなことできないんだよ。」
「そんなにボールが怖いのかって。」
怒っちゃダメですよねーーーーーーーーーーーー。
はい、ボクです。
だってね、打つためにバットを持ってバッターボックスに立っているのにさ。
・・・。
あー、いかんいかん。
要はボールにビビっちゃってるのね。
自分がやってきたことだから尚更なんだけど、バットを力強く振らないとボールが飛ばないわけですよ。
ボール球を振っちゃいけないけど、フォアボールフォアボールを狙ってたっていつまでたってもヒットが打てないのですよ。
ヒットを打つために、ホームランを打つために今は練習期なんだから、タイミングの合わせ方なんてわからなくてもいい。
確かに、多くの人が見ているあの四角の中で相手ピッチャーが投げる球を打つのは容易なことではない。
でもね、いっつも練習しているスイングをあそこでやってみて、失敗して、何が足りないのかを自分なりに感じなければ次には進めないのよね。
うん、いかんいかん、怒っちゃダメですねー。
プレッシャーかけちゃうのさー。
やっぱり、怒っちゃうのさー、ビビってちゃ何も始まらないわけですよ。
理由を記していたらなんぼでもかけちゃうのでここらでやめておきますか。
ダメだということはわかっています。
気をつけてはいますが、野球をやるのはもちろん子どもなわけで、ボクではないのはわかっています。
今はたしかに怖いのかもしれないけど、怖いというものに対して怒ってもしょうがないわけですよね。
この対処法はどうしようか迷いどころではありますが、ここを乗り越えてもらわなけりゃ次に進めないのです。
何としてでも勇気付けて、怖くてもいいからバッターボックスに立ってもらうことが重要なのかもしれない。
きっとそのうち怖くなくなるんだろうけど、怖いから行かないのではなくて、怖くてもいいから、逃げてもいいからあそこに立てるように勇気づけるしかないのかもね。
息子よ、大きな目標に向かって一つ一つ壁を乗り越えていってくれ!
山本昌邦さんの「親御さんへの10か条」。
スポーツをやっているお子さんがいる親御さんに読んでほしいな。