話し合うことって大事だと思うんです。
職場でも、家庭でも、クラブでも。
一緒に同じ場を共有しているコミュニティには、みんなそれぞれ違う感性を持ち、違う意見を持っていますよね。
家族だってニュアンスは近いのかもしれないが、人ってやっぱりそれぞれ違う考え方を持っているのではないかと最近気づきました。
家族ですらそうだということは、最初は見ず知らずの人が集まっている会社やクラブなどのコミュニティだと、そりゃそれぞれ考え方は違いますよね。
今回はクラブについて書きますけど、とりわけボクは野球チームについて。
あ、ボク野球しか知らないので。
ボクの野球人生もなかなか大変だったものです。
チームの運営って大変
同じ考え方の人もいれば、考え方の違う人ももちろんいる。
全く違う考え方の人もいれば、似ているようだけどちょっと違う考え方の人もいる。
これはね、「人はみんな違ってみんな良い」だから、良いとか悪いとかそういうことではないと思うんです。
逆に色んな考え方があった方が、チームとしてのバリエーションが増えて良いと思う。
問題はこれをどうまとめるか。
1番良いのは、みんなの考えを聞いてまとめること人がいるということ。
高校野球までは大体、監督の重きが大きかった。
でもね、大学になると運営は選手の主体になったんです。
きっとキャプテンは大変だっただろうね。
大学時代、部員は100人を超えていたから。
20人いれば20通りの考え、50人いれば50通りの考え、100人いれば100通りの考えがあります。
まとめることってそう簡単なことではない。
そうなると出てくるのが「愚痴」ですよ。
自分が思っていることが実らないと、人ってどんどんモヤモヤが溜まっていきますよね。
外部に出さないまでも誰かに愚痴ったりしていないでしょうか?
愚痴は酒の肴になるけど、広まります。
思ってもいなかったところからも広まるのが愚痴です。
「ここだけの話だけどよ!」って聞いたことありませんか?
こういう話は、主語が変わり、語尾が変わり、噂として色んなところに回るのです。
主語が変わるから、途中で誰が言ったのかわからなくなるんです。
もしかしたらアナタをおとしいれようとしている人がいるかもしれない。
仲間だと思っていた人が実は敵だったかもしれない。
だから自分を守るためにも「愚痴」は良くないとボクは思う。
言いたいことは顔と名前を出して直接
通るかどうかは別として、意見を言うことは良いことだと思うんです。
自分はこう思うって直接言いたい人に伝えるべきです。
チームのミーティングがあるならそこで。
そういう場所があるのにそこで言わず、陰でコソコソ話すのはズルい。
面と向かって言われると、どこから出てきたかわからない噂話よりもよっぽど説得力がある。
噂話なら誰も信じなくても、直接言われたら通じるかもしれない。
だから面と向かって伝えた方がいいと思うのです。
山本昌邦さんが言いたいこととは違うかもしれないけど、ボクはこういう風に思いました。
チーム方針は伝えてる?
野球というスポーツは、監督や親の駒として選手が動いているわけではない。
長らく選手をやっていたボクとしてみたら、監督や親がどう思うことよりも選手がどうなりたいかということが大事。
野球をやっていたら、誰しも勝ちたいものです、試合に出たいものです。
でもそう簡単にはいかないよね、みんなそうなんだから。
試合に負けたいと思っている選手も、試合に出たくない選手もいない!はず。
だからボクはたくさんの練習をした。
試合に出たいから、試合に勝ちたいから。
チームとして、どうやったら勝てるのか、誰をどう使えば勝てるのか、誰がどんなふうに上手くなれば勝てるのか。
監督ってきっとね、色んな思いを持ちながら采配しているんだと思うんです。ボクは監督をやったことがないからわからないけど。
監督だって本当はみんな試合に出したい、みんなハッピーになってもらいたい、こう思っているはず。
そこでチーム方針というのがあると思うのですが、これがなかなか鮮明じゃない。
自分が伝えたいものがある人はブログをやった方がいいと思うのですが、スポーツ少年団の監督がブログをやったら面白いと思います。
見てみたいな、監督のブログ。
監督がどういう思いで野球をやっているのか、どういう思いで試合を采配しているのか、そしてどういうチームを作っているのか。
いかがでしょうか?
思いがある人は、顔と名前を出して、伝えるべきです。