やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば

とっきー BLOG

週末は、元気に少年野球をやっております。
子どもたちにちゃんと指導ができているのかは微妙ですが、一応コーチです。
今週も土曜、日曜と子どもたちは元気に野球をやっておりました。

ボクがコーチというのもおこがましい話だけれど、野球が楽しいということを伝えたいと思っています。

野球の何が楽しいのか?それはね、やっぱりヒットを打った時であったり、ゴロを捕ってちゃんとアウトにしたり、フライを捕ったり、三振をとったりと、色んなところで楽しみがあります。

やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ

連合艦隊司令長官 山本五十六(いそろく)の有名な格言です。
   ↓↓↓

しかしながら、まだ野球を始めて間もない選手たちがいきなり打てるわけでもなく、いきなり良いボールを投げれるわけでもなく、実際の練習ではできないことの方が多く、実際には練習は楽しいものではないかもしれない。
いや、きっと楽しくないな。

もちろん、基本のことが練習でできないと試合でも活躍することができない。

しっかりと素振りができて、止まっているボールを打つことができて、少し動いているボールを打つことができて、ようやくフリーバッティングでまともに打てるようになるというのがボクの考えではあるけど。

たまにはそれをすっ飛ばして、ピッチャーから来るボールを打ちたいものです。
試合ってそうだし、バッティングセンターだって行きたいでしょ。(きっと打てないけど。)

だから、監督が3年生以下のちびっこチームにいつもがんばっているご褒美でマシンのボールを打たせてくれました。

まずは、「やってみせ!」だから、ボクが打ちます。

見本のつもりで打ってみたけど、大した見本にならなかったのはナイショです。
うーん、やっぱりバットを振っていないからだな。
素振りをしていないからだな。
ま、ボクのことはいいとして。

「言って聞かせて」、遅いボールを打つには、ボールを待って待って、タイミングを合わせてバットを出すこと。
さらにボクは、みんなにホームランを打ってもらいたいのでフルスイングをしてもらう。

「させてみて」、そして実際に打ってもらう。

もちろんうまく打てた選手もいるけど、そうでない選手もいます。

「褒めてやる」
やっぱりね、自分に向かって来るボールはそう簡単に打てないものです。
だけど、稀にいい当たりができる。
ここが重要だよね。
いい当たりをした時は、ナイスバッティング!、ナイススイング!って言ってあげる。

いいプレーは褒めてあげる。
しかもみんなで褒めてあげる。
そうすることで練習が盛り上がるんだよね。
そうしたら、楽しいでしょ!

つまらない練習をいかに楽しくやるか。

やらなきゃいけないことだからやるんだけど、つまらないことをいかに楽しくやってもらうか。
ここが難しいことだけど、ここが大事なんじゃないかなと新任コーチは思っています。

つまらない練習を楽しくやる、そして、
なんで打てないのか?どうしたら打てるようになるのか?

これをずっと考えて欲しい。
いつも打てるわけではないし、そう簡単に打てるわけではないと思って欲しい。

だから練習なんだよ。
つまらないかもしれないけど、上達がそんなにわからなくても、基礎練習をやればやるだけあとに活きてくるもの。

がんばって、みんなでヒットを打とう!ホームランを打とう!

監督とコーチと、そしてOBみたいな格好のコーチがみんなで、大きい選手になれるようにお手伝いします。